その1)学校の教室にいた。俺は何かに腹を立て、図書室の本を何百冊も借りたまま返そうとしない構えでいた。何人かにたびたび説得されたが応じない。大きな問題になってることはわかっていたが、意地を張らざるを得ない理由があった気がする。
やがて返却期限が近づいたとき、俺は廊下に出て図書室のある階下へ向かおうとした。誰かに返すつもりなのか訊かれ「そりゃそうだけど」みたいに答えた。左側には、ロング白衣(?)を着た鳥居みゆきっぽい女がいた。変顔でも厚化粧でもなく普通にかわいい表情。俺の認め印を彼女が持っていることを確認した。鳥居は上機嫌で、もう一人誰か(女?)に「あたしが持ってるの妬ける?」みたいなことをいった。
その後、教室で鳥居と二人居残され、担任(温泉マークっぽい?)に謝罪している図を想像したような気がする。


<解釈その1>
図書館・・・(ベサーズ解釈)内なる資質、知識。新しいものごとを学ぶこと。研究。
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。

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【洞察】
1.気力(MPともいう)やモチベーションが足らず作曲ができなくイラついているのは確かだが、何らかの大量の知識を短期間に借りた覚えはない。これまでの(音楽的知識の?)蓄積を還元していないということなのか。
2.認め印は返却時に使う物だと思うが、それを鳥居が持っているのはどういう訳か。(創作として?)発散する方法が、イカれ気味のキャラと関係あるのか。




その2)ボックス型ワゴンのタクシーで都心方面(?)へ向かっていた。スピードが出ていて危ういと思っていたら、あるカーブのときに曲がりきれず横転した。俺はいつの間にか車体の外側にいて、頭を左側のガードレールと車の隙間に挟まれそうだった。
ほどなくピエール瀧がやってきて「何してんだ?」みたいにあっさりいわれた。俺は「もう少しで頭が挟まれるところだったんだ」と力説したが、瀧はあまり真剣にとりあってくれなかった。


<解釈その2>
タクシー・・・(ベサーズ解釈)一時的な個性。過渡期にいる。

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【洞察】
1.(作曲を)急ぎすぎるとダメージを受ける(頭なのでとくに精神か)という風に読める。2015.4.3にも類似の夢。
2.瀧=電気グルーヴ、つまりテクノ系の音楽についての話か。
3.その1と総合すると、作曲を再開すべきなのかまだなのか、どっちとも解釈できるので混乱する。テクノ系ならダメージとあまり関係ないと瀧はいいたいのか。(鳥居が白衣=実験的音楽を示す(?)を着ていたことも関係するか?)




その3)薬屋でバイトしていた。あるおばさん客がきて「(ダンナが?)このごろ痩せるんだけど何か栄養になるものない?」といった。俺はアニマリンLをすすめたが、高いので客は渋った。(3千円くらいかと思ったがよく見ると1302円だったかも?)
客は「今日は買わないけど、また後で来るからキープして」みたいなことをいった。俺はメモを取り出した。客は名前と電話番号をいった。早口なので番号は二度も聞き返した。


<解釈その3>
薬屋・・・(独自解釈)以前に勤めていた唯一の仕事。曲を書き始めたり完成する前後に見ることが多く、対応する商品があることから、生業を示していると思われる。リアルでは自分に相応しくない仕事だったが、夢判断の素材としては的確で役立っている。(追記)ブランクの時期にも見るので、作品毎というより、生業自体の健康の話かも。
薬・・・(ベサーズ解釈)治癒、若返り。心身のバランス。カルマを受け入れること。

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【洞察】
1.栄養剤は毎日飲んでいるし、ダイエットは標準体重に向けてやっているので、肉体ではなく精神や魂に関する栄養のことか。
2a.ある音源に興味を持ったり、KOMPLETEの半額セールを期待しているが、今は高いので手が出ない。栄養とはそのことを表しているのか。
2b.あるCDが欲しいが高いので、ポイントが溜まったりするのを待っていることについてか。