その1)いろんな場所を歩いていると、やがて東京の埋め立て海岸のような建物の少ない所に出た。遠景に都心のビル、近くにちょっとした木々がある。整備はされておらず放置されている地域という感じ。東京にもこんな所があるのか案外悪くないなと一瞬思ったが、しょせんは東京の汚れた空気なので本意とも思えなかった。
それから原野の細道のような所を行くと、古びた木造の空き小屋を見つけた。そこでネットの友人Rと待ち合わせていることを思い出した。テラスのような小さな出っ張りにコンセントとタップがあり、充電池を2つチャージできそうだとわかった。
ここで待とうと思ったが、ほどなくマッチョなネイティブアメリカンっぽい男が草原の向こうから駆けてきた。その背後から熊ともゴリラともいえないような獣が数頭迫っていた。男の話では、こうなったらもう逃げ切れないとのこと。俺は恐ろしくなったが、考える間もないほど獣は速く、あっという間に押し倒された。
しかし、これは映画用の着ぐるみだと俺は知っていた。じっとしてれば大丈夫と思ったものの、あまりにリアルで巨大なので、食われそうな恐怖は引かなかった。獣は俺を威嚇してきたが、仲間の獣に「無闇に手を出すな」みたいに注意されると、自重した様子だった。


<解釈その1>
バッテリー(電池)・・・(ベサーズ解釈)生命力、エネルギー、神自身とのつながり。またはエネルギーがないこと、洞察力が働かないこと。
追いかけられる・・・(ウォレス解釈)何らかの緊張を生み出している状況(追跡者による)。その問題に立ち向かうべきであろう。自分のある能力を示すチャンスだが、それに関わる責任から逃れようとしている(男女あるいはギャングに〜)。抑えられない本能的衝動がある(動物に〜)。まだ開花していない強力な才能が存在するが、それを進化させ、磨くのは骨が折れる(怪物に〜)。
忍び寄る肉食動物・・・(ウォレス解釈)危険でコントロール不能な自分の性格の一部によってボロボロになるのを心配している。親しい人を守ることに関する不安(熊や狼)。
映画・・・(ベサーズ解釈)現在考えていること、フィーリング、認知力、人間関係を表す。(ケイシー解釈)集団意識(大衆の感情)。自分自身の人生の物語。

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【洞察】
1.前半は現在の状況であろうか。原野の真ん中のようなところで一時的な休息(そしてRの何らかを待っている?)や充電期間の状態ということか。
2.後半は本能的なある衝動に関する恐れと、それからは逃れられない(つまり解放した方がよい)、ということを示しているのか。ネイティブアメリカンは導きであろうか。
3.猛獣が映画用の着ぐるみなのは、本能的な恐怖ではなく思考のシナリオにそって作られたもの、ということなのか。あるいは、大げさだが恐るに足るほどの問題ではないのか。または(人生の)予定通りの出来事なのか。




その2)コルグのミニキーボード(リアルにはまだない)を試し弾きしていた。制限はあるものの30鍵程度で広いオクターブを左右のパート同時に扱えたり、面白いエフェクトがあったりして、これは欲しいと思った。


<解釈その2>
【洞察】コルグのソフトエフェクター(MDE-X)を買ったのだが、けっこう使えるということなのか。




【今日のカード】Sea Horse(自由なジェンダー・男女性のバランス・妊娠出産)/Leadership(リーダーシップ・大天使ガブリエル)/Red Coral(天と地の統合・生命や性的エネルギー・セクシュアリティ)/10 Wheel of Fortune -outward-(Go Hug a Tree)(カルマの法則を述べる−原因と結果、種を蒔いた通りに刈り取ります。行ったことあるいはある状況に瞬間瞬間に関わったことの結果を最終的に刈り取る。これに対する認識は変化と幸福への可能性を変容させる力がある。物事の決断を助ける)