電車の旅である駅に着いた。近所のつもりだったがよく見ると「身延」と書いてある。身延ってどこだっけ? と思い、通りがかったおばさんに訊いた。「山梨のだよ」と言われてやっとわかった。
止まった電車に乗ったまま向かいのホームを見ると、身延線らしき単両のディーゼルカーが入ってきた。ここで折り返すようだ。客は乗っておらず車掌らしき男女が合わせて3人くらいいた。シートは3席と2席の列が並んでいて車幅はわりと広かった。進行方向が変わるため、彼らはそれに合わせて固定されていない座席を押していき、次の運転の準備にかかっていた。
一方、自分が乗っている電車はこのまま走るはずだったが事情が変わったらしく、客が降りはじめた。俺は学生たちの後についてホームに出て、別の電車を待つことになった。せっかく座れそうだったのにと、少し残念に思った。


<解釈>
駅・・・一般に、人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。

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【現況】調声が終わったのでアレンジに入ろうと思ったが、どうにも気が乗らず、結局休んだ。何もしないことが納得いかず、別の作曲の候補歌詞を探した。
【洞察】
1.乗り換え時間程度の一時的な休息、あるいは気分転換(が必要)ということか。
2.準備中のローカル線の方は、新たな作曲のことか。




【今日のカード】Unicorn(スピリットの世界、芸術的才能)/Beloved One(愛する者・ソウルメイト・大天使チャミュエル)/Diamond(創造・光明)/43 Eight of Cups(Creativity)(完成。全てのことにバランスを見いだす。角を曲がり新しい観点が開ける。自分の前に現れる新しい展望について熟考する時。次のステップのために自分自身を取り戻す時。芸術やマスメディアを媒体にしたコミニュケーション)