その1)古代〜中世の時代。全体的にアニメっぽい見た目。ある金髪の少女は悩んでいるようだったが、あるとき自分が魔法使いであることを思い出した。すると、能力が次々と復活し、ほうきも使えるようになった。しかし、少女の変化を見て街の人々が襲いかかってくるようになった。少女は仕方なく人々を倒し、街を滅ぼした……。
ハッとして起きた男は、それが夢であり、街も滅んでいないことに安堵した。近くにいた、夢の登場人物だったらしい中年の女占い師(または呪術師)は「私は本当は静けさを望んでいたんだ」といって、店構えを人を寄せつけづらい感じに変えていった。収入は大きく減るが、女は満足しているようだった。ほどなく中年の男客がやってきて、女の呪文めいた言葉を復唱した。


<解釈その1>
魔法使い・・・おそらく魔法は、自分だけが持っている知られざる特異な能力、つまり才能のことと思われる。
占い師・・・「指導者」の類なら、高次の自己。直感の教師。

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【現況】作曲したいが、机に向かうとどうしても体がかったるくなる。テレビを見たり、ネット徘徊のときは、そうでもないのだが…。
【洞察】
1.複数の過去世の相関か。自分の才能を思い出せば、どんどん使えるようになるが、いずれ人々の非難や嫉妬を浴びることになる。占い師は魔法使い少女の転生で『(才能を生かして)静かな所で暮らしたい』というのが、その魂が果たしたい真の目的であったということ。
2.静けさを切に望んでいるのは、リアルと共通する。音楽活動は、それを得る為に用意計画された、または前世から持ちこんだ才能なのであろうか。ハイペースで創作活動するとぐったり疲れてしまうのは、多産やビジネス的成功が真の目的ではないからなのか。
3.音楽で成功しても、いずれ嫉妬や恐れに満ちた人々(マスコミやそれに影響された人々等)を遠ざけるようになり、特定の人物にだけ道を教えるようになる、という予言。




その2)ある友人の家で夜更かししていた。その部屋にはメイドっぽい女(アンドロイド? 魔法使い?)が檻の中に飼われていた。夜明け近くになると、部屋主と誰かがテレビゲームをはじめた。俺もやりたかったが平静を装った。テレビにはとんねるずが映っていた。退屈なので始発で返ろうか考えていたが、下の階には部屋主の母親がいて、彼女が出かけるまではやめておこうと思った。
飼われている女はいつしか、猫に変わっていた。檻の中の猫はうらめしそう(あるいは遊びたそう)にこちらを見て、動きを目で追っていた。


<解釈その2>
檻・・・一般に、自分で作った牢屋。自分で課した制限に閉じこめられる恐れ。自分を表現することの恐れ。
猫・・・一般に、自分の中の女性的な気質。

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【現況】かったるくて作曲に入れないし、見たい映画やマンガもないし、テレビも大して面白くないし、行きたい所もないし、かなり退屈になってきている。
【洞察】退屈なのは、自分の女性的な気質や才能に制限を課しているから、といいたいのか。




その3)ある幼稚園にA4くらいの封筒を届けにいった。宛名には「中村 中」とあった。その女の子は誕生日(会?)か何かで忙しそうだったので、渡すことができず、封筒は受付に置いて帰ろうと思った。
その後、幼稚園のある先生に恋している若い男が現れた。しかし、彼はシャイで声をかけられずにいた。すると、彼の知り合いのSK先生(会社にいた頃の先輩)が現れ「私が声をかけてます。徐々にね」と、不敵な笑みを浮かべた。若者はショックを隠せないようだった。


<解釈その3>
【洞察】中村中についてはほとんど知らないが、誕生日が同じらしい。誕生日が同じ人との関係性(前世など)についての初等の学び、ということか。




【今日のカード】Flog (デトックス・女性性)/Leadership(リーダーシップ・大天使ガブリエル)/Unakite(自身と全ての行動を無条件に愛する)/53 Knight of Swords(Hilarion)(明晰な知性。道は明らかである。その道を歩むために勇気が必要とされる。広いスペースの感覚と自覚は自分の考えを他人の見解に広げさせることを可能にする--自分自身の見解からは以前には見えなかったことを理解するために。道、真理、そして生命)