その1)大学の研究室に入ると、小中学校の知人FMっぽい男に、知らせたいことがあると言われた。何だろうと思っていると、男は「薬学部が廃止になるそうだ」と言った。院生の2年である俺は動揺することなく「まさか1年以内(在学中)にってことはないだろ?」と言った。男は「それはないけど、近いうちに」と言った。
そこで日本地図が現れ、関東の薬大は施設を地方に分散させたい方針だということを知った。
首都近郊に住むという体験も面白かったが、(自然崇拝になりつつあるので)それはもういいだろうと思った気がする。


<解釈その1>
廃止・・・「終わり」の類なら、達成。過ぎたこと。

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【洞察】
1.過去(薬学部時代)の何か(憂いや側面など)を手放そうとしている。あるいは、薬学部時代(真の目的から外れた時代)から引きずっていた学びが終わろうとしているのか。
2.真の目的(自然豊かな地方に住んで、直感を得て、音楽的に成功する)へのカウントダウンがはじまったのか。




その2)親父(故)が見知らぬ少女と親しげに話していた。近所のガソリンスタンド内にいろいろなショップが入っているとか、そういった話だったような気がする。
つづいて話題はレスリングになり、誰かが僅差で勝ったというイメージがあった。


<解釈その2>
ガソリンスタンド・・・一般に、エネルギーを補給し、心を充電する時。
商店・・・一般に、大きな内なる資質。ものごと見るための新たなアイデア、方法。内奥の豊かさ、才能、能力。

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【洞察】
1.アイデアや能力のためのエネルギーを充電せよということ。
2.街(ショップ)をぶらついて心の充電をすべきということ。GSは体育館やプールがある位置だったので、スポーツ関係の店のことか。




その3)研究室か診察室のような部屋にいた。足の爪にびっしり詰まった灰色の綿(靴下くず?)を指でかいて半分くらい取り除いた。部屋にいた講師風の男に「爪の下の方はどうやって除けばいいのか」と訊くと、男はそばにいた白衣の老人(教授風)を紹介してくれた。
老人は「ドイツが開発したポポパベンというのが効くのだが、どこの病院にあるのか忘れてしまった」と軽く笑いながら言った。俺は「それじゃ意味ないでしょうが」とツッコんだ気がする。


<解釈その3>
足指・・・一般に、バランスを保つ助けとなるもの。今まさに足がかりを得ようとするところ。人生に何が起こっているかを理解する力。状況を把握する。親指なら脳下垂体かもしれない。
ソックス・・・一般に、暖かさ、快適さ、または演じている役割を表す。
ゴミ(trash)・・・一般に、乱雑。考えが混乱すること。はっきりしない、雑然とした考え。
くず(dust)・・・一般に、必要なくなった過去のもの、過去のアイデア。終始手放さずにいる感情の廃物。

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【洞察】
1.バランスや足がかりに関する過去の何かを取り除こうとしている途中の段階。靴下くずなら、過去となった役割(その1に関連・真の目的から外れた過去の自分)を手放そうとしている。
2.経済的恐れから、ボロとなった靴やリュックがなかなか手放せない。古い自分を手放すのに苦労しているのは、夢やその現実に象徴されている。ドイツのメーカーの品が良いという情報。




【今日のカード】Trout(豊かさへの信頼)/Outdoor(アウトドア・大天使ジョフィエル)/Hematite(影を光で照らす)/42 Nine of Cups(Harvest)(喜び、強烈さ、自己意識と自己認識。反省の時。光が近づきハートの願いが叶えられる可能性。歓びのともなう自発性)