その1)新潟か長野辺りの県境にある、数ある3000m級の山の一つに登る計画をしていた。鉄道で近くまで行けるらしく、割と楽に登れるようだが、それだけに他の登山者も多くやってくるようだった。列車の本数に限りがあるので、時間を計算して行くつもりだった。


その2)北海道のある山へ行った帰り、30歳前後の女(既婚)と知り合った。少し話したが、帰りの便まで時間がなくて、すぐに別れなければならなかった。俺は「名前を教えてくれよ」と言って、手帳をひろげた。女は「世界の世に、○○(失念)の奈で、世奈」と言った。俺は「世に、奈良の奈ね」と確認しながら、手帳に書いた。
また会う約束をしようとしたが、女は俺が北海道出身であることを気にしているようだった。何か嫌な思い出があるようだ。彼女との距離を縮めるには、そのことを克服する必要がある感じだった。