その1)ライフルか何かで正面から撃たれた。怪我はなかったが、大きな音にびくっとした。


その2)ある屋内の会場にフレディ・マーキュリーが現れた。彼はプラスチックでできたカラフルな錠剤を口に含むと、粉々に砕きはじめた。世界からプラスチックをなくすためのパフォーマンスらしい。たまたま近くにいた俺や他の人たちも目線で招かれ、一緒に同じことをした。プラスチックの粉を集めて何かしようとしたとき、俺の指とフレディの指が一瞬触れた。彼の指はごつい容姿と違い、白くて柔らかかった。よく見るとその指は、細い芯を細かい羽毛のようなもので覆った義指のような感じだった。偉大なアーティストに触れた俺は、感動していた。