その1)ある宿のフロントへ行って泊まろうとした。フロントには中年の女と若い女がいた。「写真を撮らせてほしい」というと、中年の女は「う〜ん」といって良い顔をしない。俺は「別に修学旅行の女の子(の浴室)を撮るわけじゃないですよ。自分の写真です」といった。中年女はそれでもまだ「う〜ん」といって、若い女と顔を見合わせている。手もとにある蝶番のねじがゆるんでいるのを気にしている様子。なかなか答えてくれないので、この二人は他の人より頭の回転が遅いのだろうと思った。


その2)岸田○○という昔の美人女優の娘である松嶋菜々子は、ある番組を使ってビルの屋上で母親にビンタしようとしていた。松嶋は「ノムコラ、ノリツッコミすな」という母の言葉が気に入らないらしく、「あたしはノムさんのファンなんだ!」と叫んで殴るつもりのようだった。


その3)ある広場に出ると、誰かがピアノを縦に立てたような弦楽器(はじくことも、ハンマーを使うこともできる)を演奏していた。俺は音の良さや楽器のオリジナリティに感動して、もっと聴きたいと思った。父(故)はどこかへ行こうとしたが、母はまだここにいたいようだった。「あんたも(父と同じ)かい」というので、俺は感涙をがまんしつつ「いや、もっといたい」と言った。