その1)出先のどこかで母と別れた後、チャリで山の方へ走っていった。中腹の道の駅のようなところでいったん降り、休憩してから再び乗ろうとすると、雲行きが怪しくなってきてポツポツと雨が降ってきた。これ以上降ったら今日中には帰れないかもと思っていると、雨は土砂降りとなり、辺りは霞がかってきた。
俺は仕方なく屋根のあるところ(他に客がいてやや混雑)にチャリを運んで、チェーンをかけた。そのとき、ものすごい光と音と共に、巨大な雷が近くの野原に2度落ちた。今日はここにチャリを置いてバスで帰り、後日戻ってきてつづきを走ろうと思った。


<解釈その1>
山・・・一般に、全体的に把握する能力、明瞭、魂の気づき。登っているなら正しい方向。彼方の山を見ているのは、あなたを導く経験、チャンス、新たな学びが待っていることを表す。
自転車・・・一般に、バランスが必要。
雨・・・一般に、感情面が成長する準備のための浄化。激しい嵐はおそらく感情の変化。耐えがたくてもいっときの変化。(ケイシー解釈)祝福、利益。下り坂の状況。感動と感情の解放。悲しみ。障害。水分が必要。
雷・・・一般に、抑圧された感情、フィーリングを暗示するもの。心の内にある怒りや敵意を警告するもの。クンダリーニ、つまり強力なエネルギーを放出した後の余波。
稲妻・・・一般に、力にあふれた強大なエネルギー。クンダリーニ、生命力の覚醒。(ケイシー解釈)恐怖。突然わかるようになること。緊張がふとなくなること。現在のカルマ。

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【現況】体調(主に感情やスピリチュアル面)が戻るまで少し創作を休もうかと思っている。
【洞察】
1.バランスの学びについて、正しい方向へは行っているが、今は感情面が成長するための浄化の時期(体調としては下り坂)であり、創作の旅には適さないであろう。
2a.創作の旅をつづけようとしても、抑圧された感情や怒りが放たれるだけである。
2b.創作の旅はいったん中断して、抑圧された感情や怒りを何らかの形で2度放つ必要がある。
2c.創作の旅を中断すれば、その間に何かひらめくかもしれない。




その2)家(実家とは位置が若干違う)の近所で何かしているとき、親父(故)がバドミントンのセットを持ってきた。やりたそうだったので、付きあうことにした。
いつの間にか家の和室にいて、部屋の中で羽を打ちあった。俺は元バド部なので余裕で返せたが、遊びでもおもちゃじゃなくて、固くガットを張った本物を振りたいと思った。しかし、持っていたラケットは大学時代にほとんど部員にやってしまい、残った一本もガットを張りに店へ行かねばならず、面倒なのだった。
羽を打っているうち、だんだん部屋が暗くなってきた。普段しているはずのメガネをなぜか外していた俺は「(乱視のせいで羽が)見えない」と言って、電気をつけようとした...ところで目が覚めた。


<解釈その2>
メガネ・・・一般に、状況をもう一度よく見てみるように。いっそうの洞察力を得たので、ものごとをはっきり見ることができる。

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【洞察】
1.バドをやるにしても相手がいないので、何か別のことの喩えと思われる。
2.遊びなら普通外でやるものだが、狭い部屋の中で打ちあったのがポイントか。
3.(電気をつける時間までは)体を動かすことで遊びたい、あるいはスポーツ中継を見たいと、賢明な男性性の側面が思っている。
4.遊んでいる間も仕事(音楽)のことを考えていると言いたいのか。そのせいで、状況が見えなくなってきている(簡単に打てる羽も打てない→簡単に出せるはずのアイデアが出てこない)




【今日のカード】Trout(豊かさへの信頼・子どもの頃に好きだったこと)/Courage(勇気・大天使アリエル)/Selenite(人生のより深い意義)/77 Two of Pentacles(The Cup)(変化の地点にて、逆説、両極性、二元性そして調和を探す機会が示される。天上から注がれるものを受け取ることにオープンであれば信じられないほどの滋養がもたらされ、センタリングできれば解決となる。光の力が生命の力になる)