その1)北方の地の果てっぽい所にある、○○島(○は漢字だが失念)に両親といた。未開の島をハイキングした帰り、原野の丘を歩いていると、むきだしの脚に蚊がたくさん寄ってきた。叩いても間に合わず、持っていたプチウナ(なぜかゲル状)を塗りまくったが、メントール臭にもめげずにどんどんたかってきて、うっとうしかった。


<解釈その1>
島・・・一般に、リラックスするための避難所。創造的な自己表現。人々から遠ざかること。状況から逃げ出したいという願望。孤立。
脚・・・一般に、この世の基盤。維持するための機能。地に足をつけて留まる能力。
虫・・・一般に、小さなものに悩まされている。ちょっと迷惑なこと。

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【現況】貯金の残高を調べる機会があり、あと一年創作活動に専念できるかどうかということに気づいた。印税などの大きな結果が未だ出てないこと、そんな状況にもかかわらず体調が快癒していないことに不安になった。
【洞察】創造の未開地を行く旅の途中だが、経済的不安という小さな厄介事(単なる思考であって事実ではない)に足下をつつかれている。




その2)旅先で、ひなびた港町っぽい所にいた。壁も仕切りもないオープンな長屋のようなところで休んでいると、見知らぬおばさんが白身の焼き魚を持ってきて「これ売り物にならないやつだから」といってタダでくれた。一瞬どうしていいかわからなかったが、元気に礼を言うと、おばさんは店のほうへ帰っていった。
魚を食べていると、近くにいた漁師らしきおっさんが目に入った。彼はおろしたての高級魚を丸ごと生で食っていた。俺に興味を持ったおっさんは「初恋の話を聞きたい」と言ってきた。「ガチのですか?」と訊くと、そうだというので、俺は10年以上前の、これまでで唯一つきあった女の話をすることにした。


<解釈その2>
魚・・・一般に、瞑想、精神の栄養が必要。
食物・・・一般に、心身、感情、魂のための栄養。考えとアイデアのための栄養。

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【洞察】
1.何らかの形で、精神や感情的な栄養が与えられたということか。(昨日の出来事……マンガ、旅番組、新しい音楽に出会ったこと、のいずれかと思われる。音楽についてはレンタルできることを知ったので、「売り物にならないやつ」はそのことかもしれない)
2.十数年前のちょうど今頃の時季、人生で唯一付きあった人と、奇跡としかいいようがない確率で出会った。それを思い出せということなのか。
3.初恋の話は「(創作を楽しんだ、あるいは始めた頃の)初心を思い出せ」という意味かもしれない。
※ その1との関連で、今の経済的状況は音楽をやるため実家を出て行った当時に似ている。ある意味原点に戻ったという意味かもしれない。その時点において、仕事の選択を経済的恐れから誤ったために、人生を遠回りしてしまったのかもしれない。




【今日のカード】Dog(信頼・自分らしさ)/Crystal-Clear Intentions(はっきりした意図・大天使ミカエル)/Sodalite(他者を愛することは自分を愛することからはじまる)/51 King of Swords(Kuthumi)(繊細なエネルギー界へのコミュニケーション。熟練した手段、賢く勇気がある。恐れるなかれ、思考の明快さにとらわれすぎないように。叡知を求める知性)