その1)何かの経緯の後、母が雷か何かに打たれて重傷を負った。助からないと思ったが、手術が上手くいったらしい。母は半裸の右胸(リアルよりずっと若い体)に湿布一枚だけ貼って戻ってきた。これを貼ればもう大丈夫と医者に言われたらしい。かなりの傷だったはずなのに、湿布だけとは信じがたく、その湿布に何か秘密があるのだろうと思った。


<解釈その1>
雷・・・一般に、抑圧された感情、フィーリングを暗示するもの。心の内にある怒りや敵意を警告するもの。クンダリーニ、つまり強力なエネルギーを放出した後の余波。
手術・・・一般に、癒し、治療すること。大量の出血があるならリラックスして、心身や精神を回復させるまでエネルギーを守るように。
胸・・・一般に、ハートのチャクラ。内奥に宿る愛の中心。育むこと、慰め、無条件の愛。
右・・・一般に、与えること、創造力、直感、神の気づき。右へ進むなら正しい方向。
薬・・・一般に、治癒、若返り。心身のバランス。カルマを受け入れること。

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【寝る前の思考】深夜、急に目覚めて「東北電力原発が制御不能になった」というアナウンス風の声を聞いた気がした。東海地震の予知夢の噂が示していた時間帯だっただけに、まさかと思って胸が痛くなるほど恐ろしくなった。部屋はまっ暗のはずだが、視界がいつもよりチカチカしていろんな顔やシーンやうねった模様がうっすら見えた。
【洞察】
1.右胸なので、心臓ではなく、愛(ハート)と直感、与える力を意味するものと思われる。恐るべき予言(あるいは透聴:Clairaudience)を受け取ってハートや直感的側面が傷ついたが、自己治癒したようだ。
2.東海地震の予知夢(1/25説)はデマだろうと思ったが、今回の直感は原発停止中のはずの東北電力なだけに、気になる。




その2)釧路へ引っ越しするため、家の中を整理していた。収納には本棚などの入れ物がいくつかあったが、配送のとき荷物になるのですべて壊すか捨てるかして、現地で新しいものを買おうと思った。
その後、母の物置部屋へ行き、小物ダンスの引き出しの中を調べた。電源が入れっぱなしで再生中の携帯用MDプレーヤーが出てきて、ちょっと驚く。再生回数をしめすデジタル表示があり、数字は7万を超えていた。ハードカバーの古そうな赤い本があり「不可真」と黒マジックで大きく書いてあった。母が旅先で買ったらしい「○○神社」(○○は失念。四か八の漢数字が入っていたと思う。関西で、由緒はあるがややマイナーな神社)のお守りを見つけた。
家族がこれまでしてきた宣誓の、書の写しがあった。手のひらサイズの薄い冊子が十数冊、ワンセットになっていた。行書っぽい字で書いてあるため、ほとんど読めなかった。お守りと宣誓書の写しは、自分のものじゃないので捨てていいのかよくわからなかった。


<解釈その2>
引っ越し・・・一般に、内面に大きな変化が起こっている。完全なる存在へと変化していくよう、成長している。
物置(クローゼット)・・・一般に、人生に対する姿勢、アイデア、記憶を蓄えておくところ。生活の一番大切な物事からあなたを隔離しているものを、少し処分する必要がある。
赤・・・一般に、生命力、繁殖力、エネルギー、情熱。怒り、コントロールできない感情。スペクトル内の最も低い周波数。あるいはエネルギーが必要という意味。
本・・・一般に、あなたの人生の本。今生での目的。人生設計の知識。重要な学びが近づいている。
お守り・・・一般に、精神的な力を手に入れようと努力すること。自分の内奥からではなく、自分以外のものから答えを得ようとすること。役に立つかどうかわからない、たわいのない迷信、信奉するもの。

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【洞察】
1.引っ越しについては、リアルな移住(希望)と内面の変化、あるいは双方同時の3通り考えられる。
2.本棚の処分は、移住時のリアルな考えと、記憶やアイデアの整理の、2通りありそう。
3.MDプレーヤーは過去(時代遅れ)の再生装置を表すのか。古いMDコンポやiPod mini、あるいは両方を意味するのか。
4.「不可真」はnon-truth、周波数の低い「真実ではないこと」を記した人生設計書を意味するなら、引っ越す際にそれ相当のものを手放すべきである。(思い当たるのは、生活のために保ち続けてきた、まだ捨てることが叶っていない国家資格の免許証くらい)
5.お守りはほとんど持っていないので、まだよくわからないが、迷信めいた物を手放す必要があるのだろう。
6.宣誓書の写しは、「これまでに誓ったこと(すでに過去となった役に立たない誓い)」なのか「生前に誓ったこと(ブループリント)」なのか、まだはっきりしない。親父(故)と母の、結婚の誓いも含まれていたような気がするが、定かではない。




その3)薬屋関係の授業があったが、サボって街に出かけ、文房具屋に入った。何を買うか迷ったが、中には捨てたばかりのものがあると気づき、カッターだけにした。店主は欽ちゃんだった。お釣りを受け取るとき、カウンターに置き忘れたらしい小銭と混ざってしまったらしく、5円玉などを余分に手にした気がしたが、何も言われなかったのでとにかく店を出た。
店は二重構造になっていて、奧の文具店を出た先は、薬屋になっていた。そこには大量のユンケルを納品しにきた佐藤製薬の営業と、タモリがいた。俺は「タモリでも、ユンケルがタダでもらえるわけじゃないんだー」と言ったが、カウンターの向こうにいたある芸人と同時にしゃべってしまいタモリに伝わらず、「カブった」と恥ずかしげに言って店を出た。
帰り道、自分が薬屋芸人であることに気づいたが、接客がどうしても理不尽で嫌だったことを思い出し、もう薬屋をやる気はないと強く思った。


<解釈その3>
商店・・・一般に、大きな内なる資質。ものごと見るための新たなアイデア、方法。内奥の豊かさ、才能、能力。
カッター・・・「ナイフ」の類なら、創造的にも破壊的にも使える力強い手段。自分の不要な部分を切り離すためのもの。あるいは、作曲における工作(カット&ペーストの「カット」。音楽ソフト内での切り貼りなどを暗示)のことか。

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【寝る前の思考】その2が頭の棚卸しなら、それをつづけて欲しいと念じた。
【洞察】
1.カッターは過去(かつて薬屋だった自分)を切り離すという意味か。薬屋芸人は「かつて薬屋だった芸人」という意味であり、もう薬屋ではないのだから、(その2関連なら、引っ越しの際に)過去を手放して(免許を捨て)、真っ当な芸人(人を喜ばす者)になれということ。欽ちゃんは芸人の大御所であり、その筋の導きと思われる。
2.一流のエンターティナ―であり、かつてのCMキャラだったにもかかわらず、ユンケルをタダではもらえないとは、どういうことか。過去の契約では優遇されないということなら、すべてはこれから書く曲にかかっていると言いたいのか。
3.心身の栄養への投資なしには、タモリ級の芸能人(多才な作曲家の喩え)にはなれないということ。一流になりたければ、創作や養生のための投資をケチってはならない。




【今日のカード】Scarab(再生と繁栄・昼型)/Life Review(人生を顧みる・棚卸し・大天使ジェレミエル)/Azurite(サードアイ・透視)/85 The Chariot -return-(Titania)(継続性に欠けるという感覚を経験した後にシンクロニシティが戻る。抑圧された感情の表現)