大型ヘリに乗って大河の上空にいた。同乗していた親父(故)は病んでいてもう長く生きられないようだったが、冒険レースの最後のステージに出発しようとしていた。親父の左手首には病を象徴するようなシミが広がっていた。
俺はサポート役で、親父や他の親しい選手の準備を手伝っていた。ある男は、足の指に黄色いチンキのような薬を塗ってくれと、俺に頼んだ。その黄色い液体を試しに虫にかけてみると、ひっくり返って動かなくなった。それを見ていた男は薬の強さにビビっていた。
冒険レースの最後のステージは、大河を泳いでゴールを目指すらしい。親父や選手たちは次々とヘリから河へ飛び降りていった。


<解釈>
ヘリコプター・・・一般に、精神、魂の成長。
冒険・・・「旅」の類なら、自分を探究(特に恐れと表裏一体のこと)すること。
競走(レース)・・・一般に、自分自身と競い合っている。勝つために側面すべてを統合すべき。
病気・・・一般に、不調和。感情が抑圧されている。心身や感情がストレスを受けている。魂や生命力が閉ざされている。
左・・・一般に、知的で道理にかなっていること。ものごとを受け取る方。
シミ・・・一般に、汚点、傷。清める必要のあるもの。
死・・・一般に、古いものが終焉を迎えている。(ケイシー解釈)新しい思想の誕生。自分の能力を試すための状況の到来。霊的真実の教訓を与える試み。肉体の欠陥、不調、衰弱のために失われた才能。自分の死後の状態。夢の中で死んだ人物の特徴は、自分の生活の中にあったある特徴が消失したことを表す。夢の中で死んだ人に対し、もっと関心や愛を抱く必要。推移または変化。
川・・・一般に、人生の川。人生の流れ。(ケイシー解釈)生き方。豊饒の源。エネルギーの流れ。時の経過。
足・・・一般に、基盤、バランス。
指・・・一般に、進むべき方向や、問題を正確に示すこと。
黄色・・・一般に、平安、調和。恐れ。確信を持つ勇気に欠けること。
薬・・・一般に、治癒、若返り。心身のバランス。カルマを受け入れること。
虫・・・一般に、小さなものに悩まされている。ちょっと迷惑なこと。

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【現況】下の階に住んでいるガサツなオッサンが酒に酔って誰かと口論し暴れていた。壁や天井を叩いたり、引き戸を何度も乱暴に開閉したり、あまりに子供じみた暴れ方なので、怒る気にもなれなかった。元々声がでかくて電話でしゃべりだすと止まらず、デリカシーのない感じが甚だ迷惑に思っていた。これは、今住んでいる場所が仮のものであり、本当の望みではない(本当は森閑とした場所に住みたい)ことの天啓だと考えるようにしていた。昨日のような苛烈な騒ぎは初めてであり、引っ越したい気分が一気に高まった。転機(収入と真実へ向かう移住)が近いことを知らせる警鐘なのかもしれない。
【洞察】
1.親父が亡くなったことがきっかけで得られた収入はほぼ使ってしまったことから、同じきっかけで住むことになった現在地での冒険や競走的な人生の流れは、最後のステージを迎えようとしている。つまり転機(望む移住)が近いことを暗示している。(上記、警鐘についての考察は正しい)
2.冒険や競争的なことに疲れ果て、物事を受け取る(直感や収入など)面が傷ついた、賢明な男性的側面(あるいは父親に反映された、自分の望みに反した人生を送ったという側面)に象徴される人生の流れは、その死と共に最後のステージを迎えようとしている。次の流れのために、自己は古い側面を手放すことを促すべきである。つまり、今はリスクを犯さず、自己とエゴの葛藤を避け、生命力の回復に徹底して、直感や収入を得る準備をせよということ。
3.昨日の酒乱の騒音事件に対して、怒ることより、心の調和や平安を選ぶよう努めた。そのような行為は、自分の基盤や進むべき方向に関して、強力な治癒やバランスをもたらすであろう。迷惑なこともそれでイチコロである。




【今日のカード】Owl(闇と静寂・夜の創造性)/Prioritize(優先順位をつける・大天使メタトロン)/Tigereye(陰陽男女のバランス・男性性の極により同調)/15 The Devil -outward-(Healing in the New Aeon)(新しい理解の始まり。暗闇から光が生じる。自分の課した制限を打ち破って自由になる。ものごとは見かけ通りではない。自分自身のヒーリングのパワーを獲得)