その1)ピアノの演奏会に出ようとしている。本番まであまり時間がないが、遊んでしまってほとんど練習していない。共演する女とも合わせなければならないが、その女も遊びに忙しく、時間がとれない。彼女はピアノが上手いので、前日の練習だけで合わせられると思っていたようだが、実際やってみると上手くいかない。明日本番なのに、どうしようと二人で悩んでいた。


<解釈その1>
ピアノ・・・一般に、調和、バランス、創造的な表現。自分にとっては、作曲のときに使う楽器。

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【現況】小説を仕上げ、提出用のあらすじを書いた。推敲は苦しかったが、あらすじのときはテンションが上がった。
【寝る前の質問】書いた小説を今、某新人賞に出してよいか?
【洞察】
1.質問の答えなら、まだ調和がとれていないので、もう少し推敲すべき。(作曲をほのめかすピアノをあえて出してきたところみると、遠い解釈)
2.作曲のことなら、(小説が終わって)もうすぐアイデアが降りてくるので、他の遊びをしている場合ではない。




その2)辰吉丈一郎が取材を受けている。世界戦に向けて自信ありげにコメントしている。その後、辰吉は少しだけボクシング遊びにつきあってくれるというので、俺はそばにいた女とリングに上がった。俺は女を前にして腕をとり、後ろから操作するようにして辰吉を攻めた。彼はしばらく遊び半分のパンチを受けてくれていたが、「もうええかな?」というので、俺は女と一緒にリングを下りた。女は「もういやっ」と怒っていた。


<解釈その2>
辰吉・・・「(幸せにするのは)まず自分からや」という名言が印象に残る人。

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【洞察】
0.質問に対する答えがその1では、さっぱりわからないので、わかりやすくと求めた。
1.質問の答えなら、辰吉(自分を幸せにする自分)はもう仕上がっているので、提出すべき。生ぬるい推敲はもういらない。推敲しすぎて創造性が怒っている。