教室で次の授業を待っている。男の生徒の一人に授業を妨害するよう言われたので、俺はいったん教室を出ようとした。すると、白衣を着た数学の先生がやってきてしまい、俺はさりげなく挨拶しただけで席についた。先生は「今日は残りの授業を全部やります」といって、薄紫色の液体が入ったビーカーやら試験管やら長大な実験装置を組んだ。生徒たちは「えー!」と驚いた。先生は「冗談に決まってるだろ」といい、大変だからこれで全体を把握するように、という感じのことを言っていた。


<解釈>
教師・・・一般に、進むべき道を教える人。
実験・・・一般に、日常生活で選ぶべきものがある。新しい考え方やアイデアを試し、新たなチャンスを切り開く。何か違うことを試してみるべき。あるいは、チャンスをつかんでいる。
紫・・・一般に、知恵、知識、加護。

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【洞察】
1.旅から帰ってきて、ある男的な側面が学びを避けようとするが、無駄であろう。
2.推敲の残りについて。全体像をつかんでから、かかるように。
3.劇伴風作曲(実験的作品)の残りについて。どのシーンの曲を書くか、計画をたてるべき。
4.数学の教師に加えて理科の実験装置なので、ロジカルな要素という意味で、小説のことを言っている可能性が高いと思われる。