台地の果てに崖が連なる海岸の雪景を描いていた。写真のようにきれいに描けて満足していたが、絵の具を高級なものにして描き直したものを見たとき、雪の表現のリアリティが信じられないほど増していることに驚いた。
そばにいた先生のアドバイスで、俺はデザインの一部として、アルファベットの筆記体をAから順に書き連ねていった。途中、書き方を間違えたりしてぎこちなくなったが、強引につづけた。書き終えてよく見ると、YとZが強調されていた。


<解釈>
崖・・・一般に、人生の転機。徹底的な変化が求められる。
海岸(浜辺)・・・一般に、意識と無意識の間にある境界線。
絵を描く・・・一般に、自分を表現するための創造的な新しい方法。
雪・・・一般に、清らかさ、真実、平安、リラックス。新しいはじまり、再出発など。
絵の具・・・一般に、態度を変えること。悪習慣をやめてやり直すこと。
アルファベット・・・一般に、アイデアとフィーリングを伝えるための基本的なシンボル。事実に対して、より高い理解に導くために解釈されたもの。理解の状態はまだ初歩的なレベル。
YとZ・・・数秘術では7と8に対応する。周期的な終わり(はじまり)→宇宙の意識、無限。

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【現況】YESのライブビデオにおいて、30年も第一戦でやってる本物のプロミュージシャンを見た。自分の音楽に対する姿勢の甘さを痛感した。
【洞察】
1.(顕在)意識における大きな転機。
2.態度のレベルを上げると、絵も見違えるほど良くなる。より自己の真実に近づく。つまり音楽に対する姿勢や意識の高さのことであろう。現状に満足しない。もっといい曲を書くために自分は何ができるかを問われている。
3.上記についての理解度はまだ初歩的な段階であろう。
4.作品において、途中乱れたとしてもつづけて、完成直前のとき特に注意せよということ。
5.これから書く曲についてのアドバイス。(できないと悩みつづけている作品のモチーフが海岸の氷床なので、よく似ている)