見知らぬ街にいる。バスターミナルまで歩いていって、ある路線バスに乗った。その後、ある本を手にすると、謎のじいさんが書いた付録本が出てきた。めくっていくと、漢詩風やら散文やら研究文やらがびっしり書いてあり、ページをめくるたびに筆舌しがたい不思議なビジョンが展開していった。情報量が多すぎてほんの一部しか記憶できなかったが、印象に残ったシーンがいくつかあった。
1)診療所らしき門にかけてある表札は、長すぎて地面にはみ出している。そこにはじいさんの肩書きが書いてあり、末端には「アダムス〜なんとか」という名前(ふりがな?)があった。
2)特殊な能力をもつ若い女が、橋の途中から飛び降り、空中で何回転かして河原に着地した後、自らブラを外してそこにいた男に抱かれようとしていた。
3)重要でないシーン(省略してもよさげな行程)は、仮面をして微笑をたたえる若い女の力で、早送りになった。


<解釈>
バス・・・一般に、自分を表現するための大きな潜在能力。
本・・・一般に、あなたの人生の本。今生でのあなたの目的。人生設計の知識。
付録・・・辞典に項目なし。著者の能力から判断すると、偉人の魂による導きの類であろうか。
橋・・・一般に、移り変わり。古いものを手放し、新しいものを取り入れる。成長のための新たなチャンスなど。
下着・・・脱いだので、本当の自分をさらすことか。
仮面・・・一般に、異なる役割。装っている外観。ほんとうの自分自身ではないこと。不誠実。隠れていること。

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【洞察】これまでで最も不思議な感じのする夢。もっと続きを見たいと思った。じいさんによる付録本は、すごく抽象的な文体で真意がわからなかった。仮面の女は、協力者か天の遣いという感じだった。橋の途中や、バスターミナルが出てきたので、何らかの過渡期と思われる。