その1)車旅の途中、ある旅館(兼レストラン)に泊まっていた。帰り際、俺は何かを忘れたらしく、駐車場に皆を待たせたまま、ふとんが散らかった部屋でそれを探しながら荷物をまとめる。何人かいる姉妹の末妹が様子を見にくる。
ふと自分のTシャツをめくると、俺はなぜか下着女装(ピンクのロングブラとシリコンの偽乳)をしていた。末妹はこの秘密を知っているので驚かない。めくったシャツをもとに戻して、胸のふくらみを確認し、このくらいなら大丈夫とでも思ったか、そのまま部屋を後にする。皆を随分待たせてしまって悪いなと思っている。


<解釈その1>
車の旅・・・今は曲を書いていないので、人生の旅についてか。
ふとん(ベッド・寝床)・・・一般に、休息、くつろぎ、性的なコミュニケーションなど。散らかっているので混乱している。
下着・・・一般に、自分を守り、保護するもの。本当の自分を包み隠している、自分のある側面。女性の下着で、腹〜胸が強調されていることに注目すべきか。
ピンク・・・愛。
(女性の)胸・・・一般に、ハートのチャクラ。内奥に宿る愛の中心。育むことなど。特に、創造や直感に関すること。

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【現況】本を読んだり、ゲームをしたりして休んでいる。回復傾向だが、夜更かしとキムチは一口でもぶりかえすので禁物。
【洞察】
0.休んでいいのかどうか迷っている。あるいは性的な迷いがある。
1.自分を守っているのは女性性の愛であることを忘れていたが、やっと思い出した(他人がそれをどう思うかは少し気にしている)。その分だけ、人生の旅をする供(姉妹ほか)を待たせてしまっていた。
2.本当の自分は「女性的な愛(受容と創造など)」であると、喩えている。
3.強調された女性性が、本当の自分を隠している。




その2)大学の研究室で将棋をさしている。相手は同僚の女。決着がつかず、教授が「もう遅いから」と部屋に入ってきた。時計を見ると夜の11時20分くらい。しかたなく封じ手(次の手を紙に書いて第三者に託す)をして、帰宅することにした。
別の部屋で着がえていると、自分は下着女装(+シリコン偽乳)していることに気づきあわてる。俺はその格好のまま、人がよそ見をしているうちに研究室に戻って、一人で着がえた(乳を外した記憶がないので、もしかしたらそのまま上着を着た)。


オフィスらしき隣部屋へ行くと、窓の外は一面の都会の夜景で、東京タワーに行ったときの感動を思い出す。教授はバスの時間を気にしていたが、電車なら余裕で帰れるのに、と思った。
やがて、誰かの娘(2歳くらい)がオフィスのどこかから研究室へ乱入してきて、手当たり次第散らかしていく。俺が止めようと手をさしだすと、すごい力で握られ、驚く。ほどなく母親がやってきて、軽くしかりつつ、回収したのだった。


<解釈その2>
研究室・・・一般に、人生設計とアイデアを組み立てる仕事場。この世でどの段階にいるか、ものごとを把握しているかを反映している。
将棋(チェスの類)・・・一般に、人生のゲーム。勝ち負け。
時計・・・一般に、人生を順調にすすめること。タイミング。
夜・・・一般に、ものごとがはっきりわからないこと。内奥に宿る導きの光を閉ざすこと。自分の中の未知の部分に入っていくこと。
夜景の光・・・光は、神の英知、能力、エネルギー、悟りを理解する能力。
子供・・・一般に、無邪気、素直、陽気な側面。

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【洞察】
1.研究室での将棋は、自分の音楽の制作現場のことであろう。今年はもう潮時であり、作業を終了して、また次に備えるべきということ。
2.自分の正体は女性的な愛である。
3.2を知れば、闇に光がさすであろう(自分の真の能力などを悟るであろう)。
4.とにかく今は遊びたくてしょうがない。