その1)金沢大学の大学院に入学することになった。今はバス停にいる。大学へ行くにはそこからバスに乗って30分くらいで、ちょっと遠いという印象。その前になぜかある少年と銭湯らしき風呂へ行くことになったが、何か(風呂に関係するもの)を忘れて、一度引き返す必要を感じた。

その2)大学院(おそらく薬学系)に行くことになったものの、自分のやりたい事ではないと知っていたため、ちょっと顔を出すだけで通うのは止めようと思った。ある研究室へ行くと、白衣を着た見知らぬ院生の女にいきなり昼飯に誘われた。顔にごはんつぶをつけて、女は握り飯を食べている。無駄に明るくてちょっとおもしろいが、正直好み(恋愛対象)とは思えなかった。


<解釈>
大学・大学院(薬学)・・・現実に照らすと、小説を書いているときに見ることが多い。だが、実際、同じ学科系の院生だったこともある。その関係ではもう仕事はしたくないと思っている時にも見る。
風呂・・・浄化、休息、リラックスの必要性。
院生の女・・・小説の登場人物に関係している? あるいは、導きや真実(「白」衣を着ているため)。女性なので、創造性を表している可能性が高い。

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【現況】小説の推敲中(進行度67%)。作曲はモチーフが見つからず、焦りはじめる。またやりたくもない薬屋で食いつながなければならないのかと、不安にとらわれる(実際にはまだ貯えがあり、今すぐ失望というわけではない)。
【洞察】1)大学・大学院の夢のパターンは、小説かあるいは、薬関係の仕事に通じていると思われる。
以前は「その大学は卒業したはずなのにまた通わねばならくなっている。もうたくさんなので、結局行かない」が多かったが、今回は「大学院に通う前で、やりたい事ではないとはじめから知っている」。状況が少し進んでいるが、相変わらず、気が進まないことだけは確か。


2)院生の女は、友達としては「適」だが、相方としては「不適」であることから、小説は本職(天職)との直接の関わりはないようだが、その支えにはなり得るということか。支えはモチーフとしてか、それとも金銭(飯)としてか。
あるいは今書いてる小説は知的で無駄に陽気でそこそこ面白いが、本命ではないということか。


3)何か忘れて風呂に入れず、引き返す必要とは何か。(遠い過去に老成してしまっている)小説(あるいは薬学)ではもはや魂の浄化はできないという暗示か。あるいは、休む必要があるのだが、癒しのグッズ(マンガとか映画とかお笑いとか)が揃っていないのかもしれない。