片言しか日本語を話さない韓国人らしき男と旅をしている。案内を彼に任せていたら、目的と違う場所に出てしまった。分岐の駅までちょっと引き返して、乗り換える必要がある。ホームのアナログ時計を見ると、今は午前11時くらい。どんな列車があるのか韓国男が駅員にたずねると、分岐駅を通る各駅停車まであと数分、ずっと引き返してミーハーな観光地(あまり望んではいない)へ行く特急まであと1時間くらいだった。


<解釈>
旅・・・自己の探求の旅。自分の場合、創作事をさすことが多い。
韓国人の男・・・まだなじみのない自分の新たな知性的側面だが、まったく未知というわけでもない。(ベース-base-はクラシカルだが、常識外のことにも挑んでいる)
アナログ時計・・・作品の進歩状況をグラフィカルに表している。
特急・・・先を急ぐこと、浪費の象徴か?
ミーハーな観光地・・・ありふれていて、ありがた味の少ないことの象徴。

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【現況】編曲作業を半分弱くらいやった。個々の細部で納得しているが、全体としてはしっくりこない部分もある。夜になっても暑くて、「全体に通ずる細かい部分」まで見ることが面倒になり、大雑把に先へ進んでいる。
【洞察】シンボルの辞典では「時計」や「列車」は別のことをさしているが、これはあくまで一般的な解釈なのだと思った。午前11時は11/24であるから、ちょうど今の作品の進み具合と合致しており、曲のことについて述べているとはっきりわかる。
別の路線に入ってしまったことから、先へ進むのを控え、作品を見直すよう示唆している。先を急いで半分(12時)まで書いてしまうと、望まぬ方向へ行ってしまうぞという注意。
昨晩は暑かったので、作業を早めに切り上げて、間奏の手前で止めておいて正解だったと思う。