その1)野村元監督がサイン会のため、ユニホーム姿で書店にいた。スタッフはおらず一人で隅っこに座っている。離れた所で彼の本を物色する。本は美しいエメラルド色の表紙で、まるでアート本。だがなぜか、裏表紙は西武選手が載った広告。2冊買おうと思ったが、急になぜタブらせる必要があるのかわからなくなり、1冊にした。買う前に野村氏の様子を見に行くと変な客が乱入してきて、彼を外に引きずり出してしまった。店内騒然。
しょうがないからサインなしで買うかとレジへ向かおうとすると、犯人を引き連れた警官と共に、野村氏が帰ってきた。そこでなんだか急に、彼のアート本なんか買ってどうするんだ? とさめてしまって、結局本は買わなかった。


<解釈その1>
書店(本と店)・・・今生の目的についての、チャンスや必要な手段はもうそろっている。
エメラルド(光る緑)・・・(大きな)成長、癒し、創造力。
2・・・男性性と女性性のバランス。
監督(指導者)・・・高次の自己。直感の教師。
犯罪者・・・恐怖のあまり自分をごまかし、能力を制限すること。
警官・・・助けてもらえる。
0(買わない)・・・完全、全体、循環。

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大きな成長や創造への学びを控えているが、バランスが崩れたために、恐怖で高次の力を放り出している。やがて助けがあって、高次の気づきは帰ってくる。ふりだしに戻って、バランスをとりなさいということか。
小説(♂)は書いているが、作曲(♀)は休止中。しかし休むことが癒しになるかどうかは、疑わしい。両方やることこそ、癒しなのか。


その2)路線バスに乗っている。荷物に、レジ袋に入った食い終わったコンビニ弁当。バスは前乗り後降り料金後払いという変なシステム。途中で乗り換えるためバスを降りたが、運転手は妙に急いでいるようで、運賃を払う前に、しかも停留所の客も乗せずに行ってしまった。なんか得しちゃったけど、いいのかな?という感じが漂う。そのバスターミナルにはゴミ箱がなくて、その後はうろうろしていた。


<解釈その2>
バス・・・運転手は男性でせっかちな風。合理的知性的で大きな潜在能力。
降りる・・・乗るの反対か?
ゴミ・・・混乱、はっきりしない考え。過去のアイデア。不要なものは精算せよ。
食べ物・・・考えやアイデアのための栄養。

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合理的知性的な大きな力も持っているが、それは手放したほうが得をしそう。過去の(ジャンキーな)アイデアの捨て場所に困っている。
打算的な考えはやめたほうが、結局は得をするということだろう。
お得だから安いのを買うのではなく、必要だから(orそれが好きだから)ちょっと高くても買うのが吉。
儲かるかもしれないから聞き慣れたポップスばかり書くのではなく、これからの世の中に必要だから、斬新な曲も書くのが吉。
お金(♂)と、真にやりたいこと(♀)の、バランスが吉。
しかし、お金のために向かいないことをして、病気になるつもりはない。