癒す心、治る力―自発的治癒とはなにか (角川文庫ソフィア)作者: アンドルーワイル,Andrew Weil,上野圭一出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1998/07/25メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 184回この商品を含むブログ (29件) を見る

患者が治ることが何よりの喜びとしている医者なら必ず読んでいるはずの本。医学=科学だと思いこみ、それ以上のことは考えようともしない(難病となると「現代医学ではどうにもならない」が口癖の)医者はきっと一笑して閉じるだろう本。
だが、現代の医者も政治的体制も保険会社も、いまだ後者の方が多数をしめていて、治癒の本質を何もわかろうとしていないことが昨今の悲劇を生みだしている。医者に匙を投げられながらも、医学以外の方法で(医者の言う)「奇跡」を起こして治した事実、どうして彼らはそこから目を背けようとするのか。答えは簡単、医療外の方法で次々と治されたら、自分の立場が危うくなるからで、患者のことは二の次だからだ。医師に免許を与えるのは国ではなく、患者の採点を基準にするということにしたらどうか。★★★