図書館ねこ デューイ ―町を幸せにしたトラねこの物語作者: ヴィッキー・マイロン,羽田詩津子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/10/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (34件) を見る

猫は落ちこんでいる人や働き過ぎの人のところへ寄っていくという話をよく耳にする。実は人間にはわからない顔の筋肉の微妙な変化を読みとっているらしく(「健常の」人間はなんでも一般化してしまうので気づかない)、それで感情がわかったり考えていることがバレしまったりするようだ。なので、猫が人間的にふるまったり超能力じみたことをしでかしても驚くことはない。
デューイは天賦の人なつっこさも確かにあったろうが、真冬の返却ボックスで拾われたあの一日、たった一日の体験がその後の人生(猫生?)に影響したのだと思う。猫は三年の恩を三日で忘れるというが、そもそも恩をかけたと思っている人間が傲慢すぎるだけだろう。猫はそこら辺をちゃんとわかっていて、見返りを期待しない本物の愛にはちゃんと応えるはずだ。★★★