完全に打ちのめされた。異世界でありながらこれほど世界観が見える書き手は見たことがない。キャラは立っているし、伝説から導かれる謎解きも巧みだし、中世の風土の知識も相当なものだし、さらには武術を駆使したアクションもいい。なんといったらいいのか、その辺の物語とは「世界の深みや奥行き」が全然違うって感じ。ラノベが二次元なら、これは三次元。それくらい違う。子供から大人まで楽しめる面白い話を目標にしているようだが、それは自分にもある望みで、いい目標ができたような気がする。
つか、今の自分は泥の中で、彼女は雲の上だよ!orz
日本人の描くファンタジーは、文章そのものの上手さや著者自身の賢さには感心するものの、正直ぬるいと思っていた。その常識が覆った(ただし彼女一人に限って)。
あまりの衝撃に、打ちのめされた。
ジムの練習生として数日経った俺が、世界チャンピオンのスパーリングを受けたような衝撃だ。
俺はとんでもない世界に飛び込んでしまった、と頭を抱えるのであった。★★★