思うに、家光は父性の愛に飢えていて、父代わりともいえる宗矩に怒られたがっていたのではないかと思う。名君になってからも暴挙に出たり、さんざん諫言されるとわかっていながら、いないと寂しくてたまらないと漏らしてみたりすることからもわかる。「柳生の呼吸は吐き出すが先」という言葉はズシンと心に響いた。これは創作者としての心得にも通じるように思える。こんなお師匠が側にいてくれたらどんなに心強いことだろう。柳生新陰流の生き方や活人剣については、今後もっと深く勉強していきたいと思う。★★★