涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)作者: 谷川流,いとうのいぢ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/06/01メディア: ペーパーバック購入: 20人 クリック: 1,535回この商品を含むブログ (1478件) を見る

今まで読んだライトノベルの中では最高峰であることは認めざるを得ない。だが、ここがトップなら自分にもまだまだ望みはあるかもなどと大きなことを言ってみる(笑)。一人称としてのスタイルは自分とよく似た匂いを持っており、作者とはそう遠い関係とは思えない。とはいえ、とにかく圧倒的な読書量と知力、語りの巧さには言葉もなく、まったく足下にも及ばない。あえて難を言えば、主人公の語りが巧いながらも一本調子になりがちで、物語の3/4くらいつまり、けっこう盛り上がるところなのに飽きるということ。この辺り、作者の自信過剰なところが現れており、一人称ものの落とし穴になっている。★★☆