その1)マウンドでピッチャーをしていて、ヒットを何十本も打たれる。本気じゃないからみたいなことを言うと、怒った監督がやってきて、校長室のような所へ連行される。規則じみたことやマジメなことばかり言う二人にうんざりして、どうせ辞めるからなどと言って、その場を去ろうとした……あたりで目覚めた。


<解釈その1>
【問い】「完成した小説を、新人賞に出すべきか?」寝床の横にメモして問うた。
【答え】勝利の望みは薄いようである。自身も知性が思っているほど真剣には取り組めていない。型にはまることを嫌がっている。このままではいずれ、人生のゲーム(好きなことだけで食う等)を放棄する可能性につながりそう。
【結論】Web公開にとどめ、楽曲モチーフ専用にすることにした。
【余談】強いメッセージは、どんな寝坊人でも夜中に起こされる。




その2)ノートパソコンを手にもって、付属のWebカメラで、韓国か台湾の上品で可愛げな若い女優を撮っている。仕事中ではなく、楽屋的な場所でリラックスしているところなので、和やかな雰囲気。
そうしていると、マネージャーっぽい女性から、台湾のある少女(または若い女)があなたの熱烈なファン(おそらくは音楽の)であるというメッセージを受け取った。とてもうれしかったが、中には「働き過ぎ」という意味合いの文字列が裏返しになって何行もくり返されるという、不思議な感じのもあった。


<解釈その2>
パソコン・・・直感や思考から、現実をつくりだすツール。
カメラ・・・リーディングすること。モチーフが見つかれば作品の8割はできたようなもの。
女優・・・自分にとってはモチーフであり、映画人であることから、ストーリーに関係していることの示唆。

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【問い】その1の「結論」に同じ。
【洞察】自分の作曲方法から考えると、女優はモチーフとなるストーリー、パソコンとカメラが一体であるので、「リーディング」してその後「作品として現実化する」ことの象徴と思われる。すごい作品にしてやろうと気張らずに、リラックスして取り組め(または女優そのものをよく見よ)ということであろうか。
ファンについては、リアルな話と守護天使の二通りの可能性を挙げておく。
「働き過ぎ」の文字の裏返しが気になる。蒸し暑くて冬のようにハードワークできないのは事実だが、怠けているつもりはない。「怠け」のあからさまな暗喩などというイジワルをするとも思えなし、言いたいけど心にしまってあるのか(くり返されるところがポイント)、間違った方向に労力を使っているということのなのか、判断しづらいところ。